Client - Command

iTMSでダウンロード購入...なんだけどまあ、かくかくしかじか。
というのも、試聴の時点で明らかに違う人の曲だったのでこれはDLしたらいかんかなあとか思いつつも、忘れた頃にDLしてしまって聴いたらやっぱり違う曲だったorz
そして落胆した所でニュースレター及びオフィシャルの方で、元に戻るまでDL購入しないでね的な内容のお触れが流れて、もう遅いわ!と突っ込みを入れ(たい気持ちを抑え)ながらAppleに問い合わせて、色々やりとりがあって、その間に元に戻ってたので今日やっと、払い戻してもらってから改めて、本当のCommandをDLしたというわけです。めでたしめでたし。
こういうのがあるとやっぱりダウンロード販売よりCDがいいと思う。

で、感想。
エレクトロポップとは言ってもなにしろ所属レーベルがOut of Lineなので(なのかは分からないけど)どことなくダークな雰囲気が漂ってて、
刑務所のような高い塀を背景をバックにお決まりの制服ルックを前面に押し出したモノクロのジャケットとアルバムタイトルからして、退廃的というか閉鎖的な香りがするなあという印象だったので、イメージ通りの音楽だった。むしろダークエレクトロ。個人的にはもうちょっと、Zerox Machine並みにポップで弾けてる曲が1つくらいあってもいいかなと思ったけど、移籍してから若干ささやき系になったボーカルが好きなので◎。
収録時間が割と短いのであっという間だった。全10曲。それでも物足りない人は"Dark Side"(CDでは初回盤のボーナスディスクとして収録)もDLしてお楽しみ下さい、という事か。

あと、何回か聴いてて思ったけど、前作HeartlandからUntitled Remixを挟んでからのCommandっていう流れがちょっと、capsuleでいうSugarless GiRL〜capsule rmx〜FLASH BACKと似てるような気がした。リミックスに初期の楽曲を収録してない(≒今後の方向性を提示している)辺りとか。

つまり今作は曲単位というよりは全体の流れで聴くタイプ。スルメ曲多し。
個人的トップ3はMake Me Believe In You, Blackheart, Son of A Gunで。