Album of the Year 2010 十選
今年も沢山聴きました。
10枚選んでみたけど分かりやすーいラインナップだなあ…と思ったり。
10. Ou Est Le Swimming Pool - The Golden Years
どことなくPSBを彷彿とさせなくもない癖のあるボーカルに、いかにもUKな影のある雰囲気を適度に帯びたシンセサウンドがツボでした。
メンバーの訃報もあり、かなり印象に残った一枚。
9. Goldfrapp - Head First
まさかの直球ど真ん中正統派ディスコポップで来たのは意外でしたが、この手の音は大好きなので全然ありです。
8. Parallels - Visionaries
キュート且つ儚げな女性vo.や、敢えてアナログな質感の音を選んでいる所など良い感じに聴かせるポイントがあって気付けばリピートしまくってた一枚。
7. Parralox - Metropolis
相変わらずの良質エレポップ。今作は男女のツインボーカルの使い分けが上手い具合にアルバム全体の展開に作用してるような気がしました。
6. Hurts - Happiness
デビュー作にしてこの貫禄!文句なし。1月に来日&ワンマンライブということで、サマソニ出演で火がついた日本での人気も更に加速しそうな予感。
5. Marina & The Diamonds - The Family Jewels
表情豊かなボーカルやコケティッシュなビジュアルも魅力ですが、歌詞から何となくアーティスト本人の人生観や葛藤が見え隠れしているような気がして何だかグッと来た。
4. Kylie Minogue - Aphrodite
Stuart Priceのポップセンスがことごとくツボにはまってしまう身としては、プロデュース陣発表の時点で既に名盤がであることが確定して
いたようなもんです。ここまで突き抜けてしまうと次のアルバムどうすんの、と逆に心配してしまう程(Body Languageのような非売れ線系を期待)。
3. Robyn - Body Talk
Indestructible(=不滅の)Robyn姉さんの飽くなき探究心とクリエイティビティとポップミュージックへの愛が多分に詰まったBody Talkトリロジー。
ほんとこの人の声大好き。
2. Saori@destiny - World Wild 2010
またまたやってくれましたデートピア。ジャパニーズポップス界の異端児Saori@destinyによる世界照準なぶっ飛び系エレクトロポップ(言い過ぎました)。
プロデューサーの楽曲とアーティスト本人の持つ世界観が見事に昇華された名盤。
1. Tesla Boy - Modern Thrills
ということでアルバムオブザイヤーはTesla Boyの1stアルバム。
キラッキラーな哀愁エレポップ/ニューウェイヴサウンドにAnton Sevidovの甘ーいボーカルが乗っかった日にはもう、メロメロ(死語)。
…という感じで、80sリバイバルもここまで来たか!って位の突き抜け具合に見事ハマってしまいました。
あとボーカルの人の顔が好きです。
Tesla Boy - Thinking of You
[次点]
11. Familjen - Mänskligheten
12. KAMON!!! - Каблы, KAMON!!! (Kably, KAMON!!!)
13. Tikkle Me - Tikkle Me
14. Monostrip - The Grand Youth
15. Celluloide - Hexagonal
個人的に非英語圏ブームがかなりきてます(現在進行形)。
Familjen(スウェーデン)やnipplepeople(クロアチア)辺りを聴き始めた辺りからかも。
ウクライナのKAMON!!!はインパクト賞モノ。