No guitars here and frankly who cares?

Clientの"Rock and Roll Machine"という曲の一節に、"Rock and Roll is all I wanna do."とある。
そう声高に歌う背景に聴こえるのはギターではなく、アナログシンセであった。
誰が気にするもんか。これが私のロックンロールだ。


みたいなテイストの文章を昔どこかで見たような気がしたのを思い出しながら、最近は取り付かれたように海外のエレポップ詰め合わせのコンピレーションをガンガン聴いてました。末期!
全部Vol.1とか2とかで比較的最近興ったものばっかりなので、このジャンルの界隈がいかに盛り上がってるかがよう分かるなあ...と改めて思う次第です。
これだけ聴くと、もう誰を追いかければ良いのか分からん!ってなりそう。

Electronically Yours Vol.1 (Undo Records/2009)


去年からリリース情報が出てて、ここ数年で特に目立ってきた女性ボーカルのアーティストにいち早くスポットを当ててコンピまで出してしまうとか仕事が早いなあ
とか思っていたら、おそらく大人の事情により流れに流れて今年の6月にようやく発売。ほぼ1年越し!
タイトルに見られる80年代のエレポップに対する敬意は中身(収録曲とかコンセプトとか)に関しても同様で、その時代のアーティストを彷彿とさせながらも、00年代の音楽としてしっかり引き継がれている、という感じでしょうか。
いやほんと、Marsheauxの出現はでかいと思う。多分このコンピを作った人もそう思ってるはず。

Electropop Vol.2 (Conzoom Records/2009)


北欧のシンセポップはひんやりしてていいなあ。男性ボーカルものが多い印象。
これいいなーって人に限って単体でCD出してなかったりするんだけどorz
vol.3は10月頃に出るそうです。

Orbit Electro Vol.1 (Major Records/2009)


で、これはまだ全部聴けてないです。
Ladytron”Destroy Everything You Touch (Hot Chip Remix)”とか入ってるけど知らない名前がほとんどだった。