BEST OF 2016 (PT.1)


REPOOOOORT BEST OF 2016
PT.1 : BEST JAPANESE ALBUMS




10. 南波志帆 - ドラマチックe.p.


今年は久々の地元福岡での凱旋ライブも観ることができたし、これまた久々のアルバム“meets sparkjoy”もすごく良かった。しかしそれを上回る勢いで充実したEPを短いスパンで叩き出してこられた日にはもう黙ってついていく他ないっす。ラストの“City Lights”の歌詞にグッときました。





9. BABYMETAL - METAL RESISTANCE


世界規模ですごいことになってて否応無しに巻き込まれる感じ、メタルの持つパワー故か。この人たち大人になったらどうなるの……





8. 菅井協太 - y533


邦楽における今年一番のディスカバリーかも。サイケなお兄さん。本作リリース後に出した配信限定シングル“Butterfly”(アルバム未収録)もこれまた名曲。ちょっと女性のような子供のような、なんとも言えないヴォーカルが琴線に触れる感じ。深夜のお供に。





7. sébuhiroko - L/GB (Long Goodbye)


テレビを見ないので恥ずかしながら全く知らなかったんだけど、劇伴の作家として知られる女性音楽家のソロプロジェクト。偶然ラジオで流れてきたアルバムの数曲を聴いて即鷲掴みにされました。めちゃんこ洋楽的。それも北欧インディーのような質感。H&Mで流れる洋楽のチョイスが大好きなんだけど、そこに入ってても違和感がない。エモみのあるニューウェイヴ的楽曲もカッコイイし、ボーナストラックの砂原良徳リミックスも最高!なにこれ!!みんなもっと聴いて!!!





6. Especia - CARTA


今年のEspeciaは色々あり(すぎ)ましたが、5人体制のこのアルバムも、新体制での“Mirage”も、脇田もなりソロ曲も全部好きなテイストだったので、これからも応援していきます。CARTAを聴くなら断然リミックス+インスト盤で!





5. 宇多田ヒカル - Fantôme


すごいとしか言いようがない。あとカラオケ的にも難易度が高い。





4. 杏窪彌(アンアミン) - ジャイアントパンダにのってみたい


やっぱり好きなんだよな……ちょうどリリースされた夏の時期にピッタリな楽曲群で、フルアルバムのボリュームではなくEPというかミニアルバム的なサイズ感で聴くのが丁度良いバンド。ジャケットや歌詞カードのデザインも◎!





3. ベッド・イン - RICH


ベッド・イン、激ハマりしすぎて今年はタワレコの淫ストアと秋のワンマン○おギグに参戦し、しまいには3ショットの写ルンです会も逃すことなく参加するという熱の上げっぷりでした。そしてこのアルバム、捨て曲無しでクリビツテンギョー。お互いのソロ曲が入ってるあたりもWink的で非常によろしい。しかもロックに限らず、ハイエナジー調だったり、今風アーバンエレクトロな楽曲もあって、もう本当にExtended Mixにしてアナログでシングル切って欲しい位……思わずDAISUKI!と声高に叫びたくなる、やまだかつてない名盤。サンクスモニカ♡





2. 婦人倶楽部 - フジンカラー


佐渡ヶ島に住む婦人たちによる……”というコンセプトの書き出しの時点で大勝利なんですが、肝心の楽曲もまるでcapsuleが2001年にリリースした1stアルバム「ハイカラガール」のその後、とでも(勝手に)称したくなるような世界観とポップネス。ほらだって同じ北陸地方だし。東京に憧れた石川の若者が色々あって佐渡へお嫁に行きました的なストーリーを妄想してしまいます。こんなこと考えてるの自分だけかも。ともかく他のシティポップ勢とは一線を画す大人の余裕を感じます。いい意味で所帯染みてる。





1. Perfume - COSMIC EXPLORER


殿堂入り。ツアーも幕張・名古屋・福岡と、今までで一番参戦回数最多でした。こんなに長くファンやってるなんて思いもしなかったけど、10年前の自分が味わったあの感覚に間違いはなかったのだと改めてしみじみしてしまう2016年でした。毎年こんな感じ。古参乙。
願わくば、ライブ終演時に流れてたアルバムタイトル曲“Cosmic Explorer”のInstrumentalバージョンの音源が欲しい……!!!!!