TRACK OF THE YEAR (10-1)
【BEST OF 2013】
1. ALBUM OF THE YEAR ( 20-11 | 10-1 )
2. EP OF THE YEAR ( 5-1 )
3. TRACK OF THE YEAR ( 20-11 | 10-1 )
10. Pet Shop Boys - Axis
Stuart Priceプロデュースという情報が入った時点でかなり期待値が上がりまくったところでのこの楽曲、やられました。"Electric"というド直球なタイトルで攻めるアルバムの導入に相応しい、聴き手をワクワクさせるような1曲です。
9. Yuksek - Last of Our Kinds (feat. Oh Land)
楽曲の主導権はほとんどOh Landが握っていて、サビでしっかりキックが効いてる辺りが辛うじてYuksekらしいというような気がしなくもない…というのが第一印象でしたが、やっぱりそれぞれの自身の楽曲には無い新しいタイプであることは間違いないです。
8. Alex Metric & Jacques Lu Cont feat. Malin - Safe With You
今年は意外だったり不思議だったりする組み合わせのフィーチャリング系トラックがやけに多いような気がします。これとか。敢えてそう言った所を突いてきている節があるのでは…と勘繰りたくなりますが、時に思わぬ化学反応を起こしてくれるから面白い。
さすがJacques Lu Cont(＝Stuart Price)、PSBのアルバムもそうでしたが、王道のEDMとはちょっと外れたような音のチョイスが憎いです。天の邪鬼なところはちょっぴり中田ヤスタカ的。
7. Perfume - Sweet Refrain
ドームツアー大阪初日では演ってくれませんでしたが、テレビ等で振り付けを観てると非常に難易度を上げてきているように思えます。LEVEL3以降の、これからの彼女達の活動の指針のような、意思表明のような1曲。
6. CHVRCHES - Gun
楽曲もさることながら、MVを手掛けたバルセロナの映像制作チームCANADAが良い仕事してます。
5. John Grant - GMF
エレクトロ系の音楽に疲れた耳を癒すかのように沁みわたります。全体的にひんやりとした空気のアルバムの中でも比較的温度を感じる楽曲です。MVではアルバムのジャケ写のイメージとはまた違った彼の"素"の表情を垣間見ることができます。
4. Polly Scattergood - Wanderlust
さすがMute Recordsの秘蔵っ子、と思わず唸ってしまうような1曲。レーベルの大先輩であるGoldfrappをも彷彿とさせます。何度も言いますが、MVが非常に素晴らしいです。
3. きゃりーぱみゅぱみゅ - インベーダーインベーダー
歌詞に全く中身は無いし、いきなりダブステップになるし、割と滅茶苦茶なのに、何故だか切なくなります。特にサビなんかは、泣きのメロディーに部類するのでしょう。そして昭和のチンドン感溢れる音色がちりばめられたバックトラックは「インベーダー」というキーワードから連想される時代錯誤なSF映画や昔のゲームセンターの(良い意味での)陳腐さやダサさとも繋がり、かつてレトロフューチャー路線で推してたcapsuleや、Perfumeの近未来三部作とはまた違ったアプローチでの攻めを見せているようにも思えます。
2. Disclosure - White Noise (feat. AlunaGeorge)
4つ打ちのクールなハウスナンバー、だけでは片付けられないようなオーラを放っています。AlunaGeorgeの楽曲においてはキュート且つスイートな表情を見せるAluna嬢のボーカルが敢えてこの硬派なトラックに乗っかっているという組み合わせの妙。この楽曲が全英チャートで2位を獲ったおかげで、今年はUKの音楽シーンに対する関心が相当高まりました。
1. SOPHIE - BIPP
謎に包まれたUKの男性(そう、男性なのです※現在はトランス女性)トラックメイカーSOPHIEによるこちらの1曲がトラック・オブ・ザ・イヤーです。ピッチの上げられたボーカルに、ミニマルながらぶっ飛んだ動きを見せる前衛的なトラックメイキングで、何と表現すれば良いのか…ベースミュージックと着色料多めの砂糖菓子をミキサーにかけたらこうなります的な(?)感じです。きっと彼女は未来に生きてるんだと思います。
【BEST OF 2013】
1. ALBUM OF THE YEAR ( 20-11 | 10-1 )
2. EP OF THE YEAR ( 5-1 )
3. TRACK OF THE YEAR ( 20-11 | 10-1 )
